写真は伊豆稲取つるし雛 「はまべ荘」のサイトより
つるし飾り(つるし雛)が全国的に大流行らしい。
男の私にはあまり興味がないが、妻に誘われて、近所で開催中のつるし飾り展に行ってきた。
横須賀市芦名の古民家が会場。ご近所の主婦の皆さんが中心になって4年の歳月を掛けてつくられたもの。
そもそもつるし飾りって何だ?
芦名の会場内は撮影禁止だったので、上の写真は、発祥の地といわれる
伊豆稲取のとある旅館のサイトで紹介されている写真をリンクさせて頂いた。
ここ芦名のつるし飾りも、この写真と同じように、ものすごいことになっていました。
色の洪水、そしてこまかい手作業に収斂された人の思いの強さ。岩手県遠野で見たオシラサマのような、身近な神様と人々の暮らしがまだ近かったころの、物に宿る魂の強さを感じた。
何かと不安定な世の中。こんな風習が全国でブームになっているのも、そんな背景があるのかなあ。
そして、もっと興味深かったのは、会場となったT邸母屋。
芦名の古き良き時代を彷彿させるような、立派な庭と屋敷。これを見せて頂くだけでも訪れる価値有り。
そういえば、3/3には、すぐそばの淡島神社で流し雛が行われる。
つるし雛展は3/5まで。
当イベントを紹介する
横須賀市のサイト