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ア・カペラで異文化コミュニケーション
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音楽大学で声楽を学んでいたヴォーカリスト1,500人の中からオーディションで選ばれたメンバーで構成される「アンサンブル・プラネタ」。素晴らしいです。

4人のア・カペラグループなのに、十数人のコーラスを聞いているようなハーモニー。
湘南国際村国際会議場のドーム状の空間が持つ音響効果もあったかも知れないけれど、ノン・ビブラートの澄んだハーモニーの重なりが、身体の芯に心地よく入っていく感じ。

これ、かながわ国際交流財団主催の「湘南国際村アカデミア」として開催されたイベントで、珈琲とお菓子を楽しみながら異文化コミュニケーションを考えるというのがテーマ。

いつもは厳めしい国際会議場も、この日は丸い散らしテーブルがゆったり配置されて、ホテルの宴会場のよう。

外国籍の生徒が日本社会で置かれている状況などを研究なさっている関東学院大学の細谷先生の講演(「同情」から「共感」へ。それが異文化間能力を高めることになるとのお話。ふむふむ)に続いて、アンサンブル・プラネタによる各国の歌を通じて、異文化間コミュニケーションを図ろうという流れ。

「異文化コミュニケーション」と聞けば、だれだって「駅前留学」を思い出してしまうでしょ。
でも、歪んだグローバリゼーションが地球に氾濫するいまだからこそ、異文化コミュニケーションは大切。そういう意味でも、NOVAはホントに罪深い。

アンサンブル・プラネタの澄んだ美声を数メートルの至近距離で楽しませて頂きながら、そんな思いを強くした。

アンサンブル・プラネタはCMにも使われている。こちらはサントリーのCM。

なお、「湘南国際村アカデミア」は、いろいろなテーマで定期的に開催されるようだ。
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by shonanvil | 2009-03-01 07:51 | じゃらん日記NEW
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