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home away from home
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御用邸と壁一枚隔てただけの、まさに真隣にしばし暮らしてみる、というのはどんな感じなのだろうか。

貴き方のしわぶきさえ聞こえそうな、そんな場所に、一週間単位でステイできる施設「Nowhere resort」が誕生した。
ここのアクティビティをサポートすることになった3knotさんに声を掛けて頂いて、行ってみた。
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出迎えて頂いたのは、建築家でもある女性代表者の方。
ほかのどこにもないリゾート(Nowhere resort)の形を目指して、場所探しからはじめて完成させたという説明の通り、なるほど、特別の場所につくられた特別の空間。
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古い別荘をベースに、内部にいくつかの小屋構造を入れ込んで、しっかりした和建築と、スタイリッシュなリゾート空間が、不思議なトリップ感覚で同居する。
同じく建築家である代表者のご主人の設計だ。
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チェックイン時に朝食セットが届けられるだけで、あとは基本的にノーケア。自分の別荘のように、スタッフに気兼ねなく自由に使ってくださいというスタイルだ。
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ハワイなどにあるタイムシェア・リゾートとも、バリの貸しヴィラとも違う、ちょっと新しい旅(というかhome away from home)の形。

6泊7日で375,840円からという値段は、けっして安くはないが、nowhere resortの予約表を見ると、予約済を表す一週間単位の斜線が、もう多く入っている。

みんなが同じ方向を向いて同じ旅をするマス・ツーリズムに飽き足りない人は、こんな個性的な時間の過ごし方ができる場所を探しているってわけ。

旅行マーケットの超落ち込み、韓国をはじめとする格安海外旅行との戦いで国内ホテルが四苦八苦する中で、なんだか痛快で小気味いい存在だ。
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ドアストッパーが地元名物「子産石」。うまい!

nowhere resort "nowhere but hayama"
by shonanvil | 2009-02-16 07:18 | じゃらん日記NEW
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