このところ、葉山界隈には自宅カフェや民家利用のカフェ、レストランが続々オープンしている。
(本サイトでも、
「かぼちゃポット」「まにまに」「レモンツリー」「葉山レストハウス」等を紹介。)
別荘文化の名残で、比較的古くていい家が多く残されていることや、ゆとりのある素敵な家に住むひとが多いこと、客を招いたりオープンハウスをしたりという開かれた住まい方に人々がなれていること、など葉山独特の暮らし方文化が、その背景にはある。
カフェを開くといっても、商売としてそれ専門にやるつもりもない、というひとも多く、たいていは曜日限定でオープン。自宅にお友達を招く感覚で、自分好みのメニューを出す。いわば、自己表現としてのカフェ。
そんな自宅カフェが、またひとつオープンした。
一色住宅の中、非常にわかりにくい場所に、毎週金、土曜日だけオープンのカフェ。それが「スニッツ・カフェ」。
外壁が木で囲まれた、モダンな別荘風の建物。オーナーである柳屋さんの自宅で、一階の広いリビングを利用。
中に入ると、驚くほど開放的な空間。三方を囲む大きな窓からやわらかな日差しがたっぷり差し込み、窓の外には木のテラス。その先に葉山の街並みと海を望む。
「晴れた日には富士山も見えるんですよ」と当家の娘さん雲母さん。
カフェは奥さんの圭子さんと娘さんのふたりで切り盛りしている。
フレッシュハーブティ(500円)を中心にしたオーガニック系の飲み物やケーキ、それに一汁一菜の日替わりランチ(1200円)も出す。
葉山のひとの住まい方をちらっとのぞくには、いいところかもしれない。
「Snitsカフェ」
葉山町一色1261-19 柳屋宅
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