太陽の光のすぐ下、厚い雲に覆われて、富士山があります。
今日はダイアモンド富士、国際村から見ると富士山の頂上に夕陽が沈む日。
恒例の「湘南国際村から夕陽を見る会」は、今回から「自主観察」ということに。
受付もないし、子安会長もお見えにならないと、やっぱり会員動員力も弱い。
わずか十数名の人々が「夕陽の階段」下のテラスに集まり、6時頃の落日を待つ。
しばらくは夕陽が相模湾を幻想的に照らし、今日はいけるかも、と期待を抱かせたが、次第に雲が厚くなり、一方の主役である富士山はまったく姿を見せず。
やがて6時の鐘。ああ、厚い雲の後ろで、いまごろ富士山頂に太陽は沈みつつあるのだろうなあ・・・。どんなに想像力を働かせても、見えないものは見えません。
あきらめてカメラを撤収するひと、あきらめきれずにぼんやり西の空をながめる人、
そして、毎年写真を撮り続けている人のアルバムを見せてもらって、バーチャルで心のすきまを満たす人・・・・。
「残念だったね、また来年の4月ね。」
そんな言葉を残して、三々五々、解散したのでした。
それにしても、このところ「残念だったね」が多いなあ・・・・。