地下に潜る線路のすぐ上に、ばっさり切り落とされた古い線路がある光景。
東横線代官山駅の線路切替工事風景の写真を、地元に住む友人が送ってくれた。
東横線渋谷駅の地下化が数日前から大ニュースだが、工事的にはこっちの方が遙かにミステリアスなのだ。
終電から始発までのわずか3時間半の間に、地上の線路と地下に新しくつくった線路をすり替え、駅のホームも高さを下げる、という神業をやってのけたのだ。
そんなこと出来るのか? 日本の技術とチームワークは、それをやってしまうんだなあ。
終電が5分遅れたにも拘わらず、始発の通る10分前に完成させたのだという。
代官山駅のすぐそばにオフィスを置いていたこともあったので、僕にとっても馴染みの場所。新しくなった代官山駅を是非見てみたい。
この図によれば、旧線路をいったん上に引き上げ、下にあらかじめ作っておいた線路から電車が上がってこれるようにする。
同時に駅のホームも下げて、新しい線路とつなぐ。
これを3時間半でやってしまったのだ。なんともすごい!