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8/28 ライバル千枚田
「東京から一番近い棚田」といえば、葉山・上山口の千枚田のはず。
ところが、同じキャッチフレーズを堂々と使うところが、千葉県にあると言う。
いったいどんなところ? と、さっそく視察? に出かけてみた。

千葉県鴨川市にある、その名も「大山千枚田」。
久里浜からフェリーに乗り、金谷港へ。そこから車で約30分。

東京からだと、京葉道路、館山自動車道を乗り継いで100キロ近く。
葉山・上山口は60キロ足らずだから、「東京から一番近い棚田」は断然、上山口だ。

で、その景観は??
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うーん、素晴らしい! 残念ながら、断然上山口を凌いでます。

棚田の枚数、上山口64枚に対して、大山375枚。6倍近い規模。
標高差60メートルの斜面に、扇状に広がる縞模様は、まさに壮観。息を飲む。
折しも収穫間近。黄金色の田の連なりは、コメの国日本を象徴するような風景だ。

規模の大きさもさることながら、人工建造物の少ない里山の風景も、残念ながら上山口と比べようもなし。もちろん蕎麦屋ののぼりなどない。

棚田を見下ろす丘の上に「棚田倶楽部」という建物が建てられ、棚田の歴史や工芸品を展示し、農業体験までできるようになっている。
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ほんの十年前まで、農家の高齢化と後継者不足で、草ぼうぼうに荒れ果てていたという。
これでは棚田が消滅してしまう、と地元農家が中心となって保存会ができ、さらに鴨川市がオーナー制度を作って都市住民から支援者を募集した。
いまでは毎週末のように東京からやってきて、農作業を手伝う「オーナー」たちが沢山いるのだという。

ちょうど稲穂が実る時期に合わせて、かかしコンテストが開かれていた。
こうした、人々に棚田への関心を持ってもらう努力がいろいろと行われているのだ。
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参りました! 

でも、東京から気軽に出かけられる棚田としては、やはり上山口の方が手頃。
都市化の中でがんばる棚田の姿を、多くのひとに見てもらいたいものだ。
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by shonanvil | 2004-08-30 09:25 | じゃらん日記NEW
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