<< 夕陽の丘 絶景デニーズ、まもなく閉店 >>
「美しきアジアの玉手箱」展 @サントリー美術館
a0003150_1237113.jpg
会期終了間近(9/6まで!)のサントリー美術館「美しきアジアの玉手箱」展に、滑り込みで行ってきた。

これが、久々に興奮・感動モノ!

シアトル美術館所蔵の、日本や中国などから買い集めたコレクション。
戦争に負けた日本からごっそり持っていった品々。そのまま日本にあれば、きっと国宝になっていたに違いないというような品のオンパレードだ。
a0003150_12372916.jpg

国内の貴重な美術品がこれだけ海外流出していることに驚くし、またヨーロッパの芸術品ばかり買いあさるアメリカの美術館の中で、アジアのアートに目を付けたシアトル美術館の素晴らしさにも驚く。

目玉はいっぱいあったけれど、やっぱりピカイチは、本阿弥光悦と俵屋宗達という、当時の日本を代表するふたりの巨匠がコラボする「鹿下絵和歌巻」。
a0003150_12374756.jpg

新古今の中の秋を歌った和歌28首を光悦がさらさらと書にしたため、宗達がこれに鹿の様々な画を描くという、なんとも粋なコラボ。光悦がプロデュースしたらしいのだが、それぞれ違う楽器(書と画)で力を抜いてジャズセッションをやっているような、遊び心いっぱいのしゃれた構成。それでいて、鹿はエロかわ風? で魅力的だし、光悦の書も艶めかしくも洒脱。ふたりが、軽快にリズムを刻んで楽しくセッションしている様子が目に浮かぶような、そんな作品だ。

巻物がバラバラにされて世界に散らばっていたのを、シアトル美術館所蔵の約半分を中心にかなりの部分を集めたサントリー美術館のキュレーターの仕事ぶりもすごい!

ほかにもグッと来る品多数。6日(日)までだけど、これは見て損のない美術展だ。
東京の後、各地に持ち回られるようだから、東京で見逃したら旅がてら各地に追っかけてください。
[PR]
by shonanvil | 2009-09-05 12:32 | じゃらん日記NEW
<< 夕陽の丘 絶景デニーズ、まもなく閉店 >>