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誰にもあったモヤモヤ・ドキドキの青春時代
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みうらじゅん原作、田口トモロヲ監督の映画「色即ぜねれいしょん」が、まもなく8/15から全国封切される。

決してメジャーな映画ではないのだけれど、70年代のユースホステルが舞台になっているというので、ユースホステル関係者が招待券を手配してくれて、先月末、試写会に行って来た。

70年代といえばまだまだ若者たちが、とんでもなく明るい未来があると思っていた時代。
京都の男子校に通うこの映画の主人公達も、夏休みを迎えて気持ちがモヤモヤし「隠岐の島はフリーセックスの島らしい」という情報を聞きつけて、ギター片手に島への旅に出発するのだ。

もちろんフリーセックスの島であるわけはないのだが(私も同じ頃にギター片手にこの島に出かけ、同じユースホステルに泊まったことがあると、告白しておこう。同じ狙いだったかどうかは別にしてネ)、ユースのペアレントから、自由な生き方が大事だよと人生のアドバイスをもらったり、ちょっと艶っぽい年上のお姉さんとの出会いと別れがあったり、甘酸っぱいひと夏の青春の日々は、まさに胸キュンなのだ。

あのころは、旅と言えばユースだったし、旅に出ることが大人への階段でもあったよね。いまは、めんどくさいとか、ほかに金の掛かることが多いし、とか、青春の中に於ける旅の地位もずいぶん低くなった。
そもそも、青春なんていう青臭い感慨さえ嫌われてるし。

でも、ボブ・ディランが大好きという中途半端なロック少年も、ちっとも勉強させないロッカーの家庭教師(くるりの岸田繁)も、ゆるーいフォークソング風の歌をギターかき鳴らして歌うユースのヘルパー(銀杏BOYZの峯田和伸)も、いま活躍中のミュージシャンなんだけど、この時代にいても不思議ではない妙な存在感があった。

やっぱり青春っていつの時代も、熱いものと不安定なものが同居するモヤモヤ感があって、それを突き抜けるのが、旅だったり、音楽だったり、恋だったりする。突き抜けないと、閉塞感から逃れられない。突き抜ける前にまあいいやと思ってしまう若い人が多いのは、なんとかならんもんかねえ。

試写会の終わりには、主役を演じた渡辺大知と、オリーブ役の臼田あさ美が舞台挨拶。
シャイなふたりのちょっとぎこちないトークが、これまたやっぱり青春だなあと感じさせた。

70年代独特の雰囲気、予告編でも結構伝わると思うので、ぜひ下をクリック!


映画のホームページには、ユースホステル協会と共同企画した「行かへん? ユースの旅」もある。

若者よ、この映画を見て、旅に出ようね。
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by shonanvil | 2009-08-14 09:25 | じゃらん日記NEW
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