あまり知られていないが、湘南国際村には大学もある。
それも、大学院だけの大学。全国の国立大学の大学院や国立研究所から、選りすぐりの研究者たちが集まる「総合研究大学院大学」、通称「総研大」がそれだ。
そして、そんな秀才・天才たちと、せめて昼ご飯だけでも一緒に肩を並べて食べられたらという一般ピープルのささやかな希望を叶えてくれる場所がある。
それが、学内の教職員・学生用の食堂「テラス四季」だ。
外部の人の利用も大歓迎という、いまどき珍しい開かれた大学なのだ。
2種類の定食はそれぞれ580円とリーズナブル。
名前の通り大きなテラスがあり、信州の高原に来たかのような光景が広がる。
日本の先端技術力を担う優秀な頭脳には、恵まれた環境が与えられるんだなあ。