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横須賀ディープな路地裏書店
横須賀の路地は奥が深い。

京急横須賀中央駅そばの諏訪神社界隈。
狭い路地を覗くと、小道にはみ出して両側に本が積み上げてある光景が目に飛び込んでくる。
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堀川書店とベニヤ板に手書きの看板がぶら下がる。
かつてマーケットと呼ばれたバラック建ての市場の名残をとどめた古本屋。
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壁面といわず床といわず、所狭しと積み上げられた古色蒼然の本たち。
まるで昭和初期にタイムスリップしたような店だが、驚くのは本に付けられた値札。
安いモノは10円、20円。ほとんどが100円以下という、値段までタイムスリップ!
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中には、吉川英治の「宮本武蔵」が6巻で300円とか、トーマス・マンの「ヴェニスに死す」の初版本(絶版)が薄ら汚れているとはいえ10円とか、掘り出し物も多そうだ。

まるでセーヌ川沿いに立つ露天古本屋「ブッキスト」で本を物色する、あの感覚。時間を忘れてオジサンは宝探しに没頭してしまうのだ。

堀川書店の開業は40年以上前。屋台の本屋からはじめたというから、まさにブッキスト。その後このマーケットに移り、以来、今年83才のご主人と奥さんが交代で店番をする。
店も、ご主人もしっかり年季が入っているのだ。
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今回は、岡本喜秋の「旅について」50円、手塚治虫の「ブッダ」5巻・6巻各30円 を購入し、すぐ裏のマクドナルドでプレミアム・ロースト・コーヒーとともに、のんびりと古本の世界に浸る。
本代110円、コーヒー100円の計210円也の至福の時間。
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堀川書店
横須賀市若松町3-14
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by shonanvil | 2008-05-10 20:37 | じゃらん日記NEW
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