葉山森戸海岸にある、昔ながらの氷屋さん。
ここのかき氷は、絶品!!
夏の海水浴シーズンには向かって左側の
テーブル席のある店(昔はそばや丼物も出していたという)がかき氷の店としてオープンするが、シーズン以外は右側のテイクアウト(なんてしゃれたものではないが)の店のみオープン。
当年70才になるおじいさんと奥さんがシャカシャカと削ってくれるかき氷。
レモン、イチゴなどは150円。ミルクなど200円。最上級の宇治金時ミルクで230円、とお値段もレトロ。
それでいて、中身は大変ゴージャス。宇治金時ミルク(上の写真)の場合、カップの下にたっぷりのあんこ。その上にこれでもかというほど氷をに詰め、手で丁寧に押さえ、また氷。さらに手で押さえ、を3度繰り返す。そこにたっぷりとシロップを掛け、ミルクをこれまたもういいよと言うほど掛け、その上にあんこをどっさり。
元松竹大船撮影所で特殊撮影をしていた
おじいさんだけあって、その仕事の丁寧なこと。
かき氷ひとつにたっぷりの時間と職人の技を掛ける。
こんな贅沢なかき氷にはこれまで出会ったことがなかった。
葉山っていいねえ、とまた思える至福体験ができた。
ごちそうさまでした。
大正屋氷店
葉山町堀内373
「お休みはいつなんですか?」と聞くと「毎日休みみたいなもんだからねえ。朝は7時半くらいから、夜も7時半くらいまでなら開いてますよ」とおおらか。行ってみて開いていたらラッキー、という感じで対処願います。