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5/25 “ちょい不良(ワル)オヤジ”のカリスマ編集長
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出版不況の中でひとり勝ちしているのが、雑誌「LEON」。
その編集長を務める岸田一郎氏に話を聞こうという、業界向けの勉強会が開かれた。

白いシャツの前ボタンを3つくらいはずし、サングラスを頭に引っかけ、黄色いスーツをおしゃれに着こなした岸田氏は、モテる中年男を追求する雑誌「LEON」からそのまま飛び出したような、イタリア男みたいなかっこよさ。のっけから、うーん、参った!
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その口から飛び出す言葉が、またすごい。
「何部売れたか、は問題じゃない。この本を読んだ読者が、実際にアクションを起こし、商品をどれだけ買ってくれたかが問題。そんな、パフォーマンスの高い雑誌にしたかった」
「男がァッションを気にするのは、所詮女にモテたいから。これまでそれを正直にいうファッション雑誌はなかった。LEONは、モテるための品選びの見立てをする雑誌だ」

言ってしまえば身もフタない話だけれど、それを「ちょいワル」とか「小金持ちのヨコシマオヤジ」とか、「ちょいロク(ろくでなし)オヤジ」とか、自虐的なジョーク風コピーでおしゃれにくるむから、若い頃に遊んだことのあるちょいワルオヤジには、ぐぐっと響くのだ。

従来の編集者イメージとは大きく違う、計算高いマーケッター、あるいは広告プロデューサーという印象だ。

「2000万のベントレーはお買い得だ」という特集記事で、ホントにベントレーがガンガン売れ出した。「ダンヒルのシガーリングのモテる活用法」の記事で、2万4000円するリングを何個も買うオヤジが多数出現し、5年先まで予約が埋まったとか、うそのような実例は多い。広告主に取っては、信頼できるメディアとなり、広告出稿の申し込みが殺到する。1号当たり3億から4億の広告売上げ。年間40億のビッグビジネスだ。なにもかも、すごい!

出版文化としてこれでいいのか、と言う議論はさておき、情報過多の時代だからこそ、あふれるものの中から、これがおすすめだよと見立てをしてくれる、そんな雑誌を求める男共が多いと言うことだ。

同じく岸田氏が編集長を務める、「コムスメに勝つ!」をコンセプトにした30代女性向けの雑誌「NIKITA」も順調。
どちらも、自分の賞味期限が気になる世代をビミョーにつつく、巧妙な戦術。
ちょいワルどころか、「おぬしも結構ワルよのう!!」
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by shonanvil | 2006-05-27 12:13 | じゃらん日記NEW
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