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「明日の記憶」
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記憶、というものがいかにそのひとそのものであるのかを気付かせてくれるストーリーといえば、「博士の愛した数式」もそうだった。
そして、いまヒット中の映画「明日の記憶」も、若年性アルツハイマーを宣告された50才の広告マンが主人公。スタッフの名前が思い出せない。会議を忘れてしまう。医者に掛かると、まさかの若年性アルツハイマー。ここから観客は主人公の病状の進行を一緒に体感していくこととなる。

横須賀ヒューマックスの館内は、80%がシニアの方々。明日は我が身という身につまされるストーリーではあるが、同時に、だれにも等しく訪れる死とというものに対して、あまりに考えを巡らしてこなかった自分にも気付く物語である。

「俺が俺じゃなくなってもいいのか」
「私がいます。私が、ずっと、そばにいます。」

夫の病気の進行を懸命に支える妻。けれど、ある日、その妻さえわからなくなってしまう時がやってくる。
記憶を共有できない愛情は、愛情たりうるのか? 
静かに夕陽をながめる夫婦の姿が印象的な映画となっている。
渡辺謙の熱演もさることながら、妻役を演じる樋口可南子の凛とした演技が素晴らしい。
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by shonanvil | 2006-05-20 08:27 | じゃらん日記NEW
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