<< 2/7 国際村に草彅クンがやっ... おいしい店  葉山「満寿多」 >>
映画「博士の愛した数式」
a0003150_1629538.jpg
年明けて間もないというのに、今年のベストいくつかに入りそうな映画を見てしまった。
それが小泉堯史監督の「博士の愛した数式」。

交通事故の後遺症で80分しか記憶がもたない数学者と、シングルマザーの家政婦、その息子との交流を淡々と描く。
記憶の蓄積がないので、せっかく芽生えそうになるこころの通い合いが、毎日リセットされてしまう。毎日会っても「はじめまして」から始まる人間関係なのだ。
そんなもどかしさを感じながらも、母子は博士が愛してやまない数式の魅力に、そして博士との刹那の時間に引き込まれていく。

登場する数式は難解に見えて、実は「友愛数」とか「完全数」とか、数字そのものが意志や美意識を持っているかのようなものばかり。
そんな数式や数字に惹かれる博士に、観客は母子と一緒になって惹かれていくのだ。
a0003150_16302135.jpg

宇野重吉に瓜ふたつの寺尾の演技に、最初は抵抗を感じるが、これはこれで味。
派手な展開やトリッキーなストーリーはないが、しみじみ味わう日本映画の良さがたっぷり。

「観てから読む。」 さっそく、小川洋子の原作を読み始める。
[PR]
by shonanvil | 2006-02-04 16:30 | じゃらん日記NEW
<< 2/7 国際村に草彅クンがやっ... おいしい店  葉山「満寿多」 >>