人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 10/28 松輪散歩 おいしい店 三浦市松輪「エナ・... >>
おいしい店 三浦市三崎 寿司「紀の代」
おいしい店 三浦市三崎 寿司「紀の代」_a0003150_22274029.jpg
ひょいと魚をぶら下げて、魚市場から帰るおじさん。近所の料理屋の板さんかな?
こんな光景、この町でなきゃ見られません!
瓦屋根の古い漁具船具屋があったり、
おいしい店 三浦市三崎 寿司「紀の代」_a0003150_22265733.jpg
いなせな漁師さんが刈った頭を撫でながら出てきそうな海辺の床屋があったり、と港町風情がたっぷりの、三浦半島最南端。雨の三崎港。
(この床屋、行くたびに「本日休業」の張り紙。それもちょっと古びた紙。もしかしたら、毎日が休業日、かも)
おいしい店 三浦市三崎 寿司「紀の代」_a0003150_0213376.jpg


江奈湾の「エナ・ビレッヂ」にサバを食べに行こうとして、途中でここに立ち寄ったら、見事マグロの魅力につかまって予定変更。三崎でうまいもん探しをすることに。
三崎港産直センター「うらり」の中の「清月」でマグロの角煮を試食したら、店のご主人、自称「三崎の裕次郎」さんが、角煮のつくり方を教えてくれるという。
おいしい店 三浦市三崎 寿司「紀の代」_a0003150_22364792.jpg

「企業秘密の隠し味があるんだよ」
そう言って、大鍋一杯の角切りマグロに醤油、みりん、砂糖、刻み生姜を大雑把に(そう見える)加えた後、なんとカゴメケチャップをドバドバと入れているではないか。

「これが隠し味?」
「あ、企業秘密を見たな」
だって、堂々と見せてるじゃん。
「でもね、これでうまくなるんだよ。ホントだよ」 
おいしい店 三浦市三崎 寿司「紀の代」_a0003150_22371548.jpg

テングサコーナーにいる奥さんは、寒天の作り方をこれも丁寧に教えてくれた。
ほかの店がけっこう強引に客引きをする中で、「清月」さんは何とも親切でフレンドリー。ご主人奥さんの人柄に惹かれて、さっそく角煮とテングサ、青のりの佃煮などをお買いあげしちゃいました。
(結局、うまい客引きにひっかかったってこと? でも気持ちよく財布を開けました)

で、主たる目的の昼飯は、中心部から少し離れた創業100年! という老舗寿司屋「紀の代(きのだい)」に。
とくにランチはお買い得。マグロの赤身と中とろの、厚みがあるづけが丼にずらり。お椀付きで1000円は安い!
おいしい店 三浦市三崎 寿司「紀の代」_a0003150_22375716.jpg

こちらはドドーンと肉厚の、たっぷり太った地元三崎サバの押し寿司。
おいしい店 三浦市三崎 寿司「紀の代」_a0003150_22381810.jpg
このボリューム、そして脂の乗った食べ応えのある味わい。これで8貫1600円。

どちらもお昼ならではの豪快な安さとおいしさでした。

紀の代
神奈川県三浦市三崎1-9-12
by shonanvil | 2005-10-26 22:36 | おいしい店 (記事)NEW
<< 10/28 松輪散歩 おいしい店 三浦市松輪「エナ・... >>