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ラマダン(断食月)中のイスラムモスクを訪ねる。
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7月10日からイスラム教のラマダン(断食月)がはじまっている。

日本最大のモスク、代々木上原の東京ジャーミーでは一日の断食が終わる夕暮れ、モスクを開放してイフタールと呼ばれる食事をみんなで頂くイベントが毎日開かれる。

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ムスリムでない僕も参加可能と聞いて、昼食だけを抜いたプチ断食のあと、イフタールに参加した。

東京ジャーミーはトルコ系のモスクで、僕がしばらく住んでいたマレーシアと同じく、トルコはかなり自由度の高いソフトイスラムの国と言われているが、このモスクに集まった人々はアザーン(礼拝の時間を知らせる詩の朗読のような美しいアナウンス)を合図に礼拝所に集まり敬虔な祈りを捧げていた。

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祈りの後のイフタールは、トルコ本国から招かれた調理師が作ったという料理。豆を中心にした身体にも良さそうな料理で、お変わりも自由。

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たまたま女子大生を引率していらっしゃっていたイスラム史の専門家、お茶の水大学の三浦徹教授と同じテーブルになり、あれこれ解説をして頂きながらイフタールを食べるという、なんとも贅沢な時間を過ごすことができた。

イフタールは、一日の断食を終えた喜びを共有するだけでなく、貧しい人々に普段は食べられないおいしい食事を喜捨するという意味もあるのだそうだ。
そういえばモスク近くのガード下でうずくまるホームレスの男性を見かけたのだが、彼はこの催しを知っているのだろうか。異教徒であっても訪ねてくれば歓迎されて温かいおいしい食事を一緒に食べることができるのに。

このイフタール、ラマダン明けの8月8日まで毎日東京ジャーミーで開催されている。もちろん参加は無料。持てる人が持たざる人に喜捨をするというイスラムのサダカの精神で、すこしの寄付をして帰ると、もっとココロがハッピーになれるかも。


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by shonanvil | 2013-07-30 12:19 | じゃらん日記NEW
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