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「たまごふわふわ」という料理
寒いときだからこそ、温かい料理の話を。

恵比寿の「ざんぐり」という店に、常連さんに連れて行ってもらった。
朝〆の名古屋コーチン(うまい!)をメインにするなかなか粋な店だが、ご主人が箸休めに薦めてくれたのが「たまごふわふわ」。

ゆる系のネーミングなので店のオリジナル料理かと思ったら、「いやいや、江戸時代からある卵料理なんですよ」

出てきたのは、土鍋いっぱいにメレンゲみたいな泡が広がった、なんとも奇妙なもの。
さじで掬って口に入れてみると、ふわふわの熱い泡がさーっと溶けて、出汁の味わいと卵の風味がじわっと広がり、「あぁしあわせ~」というあったかい気分になる。

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見かけからそんなに期待もしていなかったので、土鍋入り全体像の写真はなし。小鉢に取り分け、ひとくち掬ったあとの写真です。


この「たまごふわふわ」、弥次さん喜多さんの「東海道中膝栗毛」にも登場し、近藤勇も好物だったという、江戸時代の隠れた人気料理だったようだ。

沸騰した出汁によく攪拌した卵を流し入れて、だし汁の蒸気でふんわりと蒸し固めただけ。
自作も出来そうなくらいにシンプルなレシピだが、それだけに出汁づくりの技や卵の良さが味の決め手になるんだろうな。

素朴な素材で、極めつけの味を生み出す。これぞ料理人の腕、と感服。


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こちらはざんぐりの人気メニュー「手ごねコーチンつくね焼」。

ざんぐり
03-5795-4061
渋谷区恵比寿2-1-5 B1F
18:00~24:00(木・金は1:00まで)
定休日 日曜・祝日
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by shonanvil | 2011-02-12 11:00 | おいしい店 (記事)NEW
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